CakePHPの導入:インストールから環境設定まで
PHPを記述するにあたって最も多くの人に指示されているフレームワークのCakePHP。
今回はこのCakePHPのインストールから環境設定まで行ったので参考程度に書いておきます。ちなみに今回導入したバージョンはCakePHP2.5.8です。サーバーはローカル環境内、MAMPで設定しました。
まずはダウンロード。公式サイト「CakePHP: 高速開発 php フレームワーク。 Home」からDownloadをクリック。
ダウンロードしたらファイルを解凍し、
MAMPの場合は「アプリケーション/MAMP/htdocs」へ。
任意でファイル名をかえます。今回は「cake」としました。
これでインストールは完了。次に環境設定をしていきます。
早速実際にアクセスしてみます。今回の場合はブラウザから「http://localhost:8888/cake/」へ。
アクセスすると赤色のエラー、黄色の注意が書かれています。
環境設定としてこの赤と黄色を消していきます。
まずは赤2つを消します。エラー内容を見るとセキュリティソルト、セキュリティシードが云々言っています。書いてある通りapp/Config/core.phpを開き、その中の記述を変更します。
ファイルを開いて見ていくと、エラーに書かれていた「Security.salt」「Security.cipherSeed」の文字を発見。この記述されている文字列をを変更します。
とりあえずデフォルトのものから変更すればいいので一文字消す・足す・変更するだけでエラーは消えてくれます。
以上を変更したら再度「http://localhost:8888/cake/」へアクセス。
エラーが消えているのを確認します。
次に黄色の注意の1つめを見ていきます。
書いてある内容を見るとデータベースが設定されてないとのこと。
なのでデータベースを作り設定していきます。
今回はMAMPを使っているのでMAMPのスタートページからphpMyAdminへ行き、タブ「データベース」からデータベースを作成しました。データベースの名前はcakedbにしました。
作ったデーターベースをCakePHPに設定していきます。
app/Config内でdatabase.php.defaultを複製。
複製したファイルの名前から.defaultをとり、database.phpに変更します。
変更したらファイルを開き、設定していきます。今回書き換える箇所は3つ、
login,password,databaseです。
loginとpasswordは自分でphpMyAdminで設定しているもの。databaseは今回作ったデータベース名を入れます。
これで注意書きが緑に変わっているはずです。
残り最後の注意書きを消していきます。
書いてある内容を読むと、DebugKitがインストールされてません、githubからインストールできるよ、とのこと。
リンクになっている「GitHub」をクリックし、DebugKitをインストールしてきます。リンク先からzipをダウンロードかgit cloneをします。よくわからない人はzipをダウンロードすれば大丈夫です。
ダウンロードできたらapp/Pluginに解凍して、名前をDebugKitに変えます。
さらにapp/Config/bootstrap.php内の「CakePlugin::load(‘DebugKit’)」を探してコメントを解除すれば設定完了です。
以上すべてを完了し、「http://localhost:8888/cake/」から赤や黄色が無くなって全てが緑色になっていれば環境設定完了です。
これからPHPの勉強をかねて、色々触っていきたいと思います!